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自然との共存・共生

新緑の輝きが眩しく映る季節になりました、もう新茶も出回りますね(^_^)
これからの心弾む陽気と共に皆さまの住まいを飾るのは家具や家電や装飾品ばかりではなく
玄関脇の花壇だったりお庭の植栽だったり・・・街中を走れば「街路樹」等がその地域特性や
景観に潤いを与えたりしていますが全国的にはどんな様子なのかと調べてみました。

国土交通省の国土技術政策総合研究所が行った調査(2007年)によりますと街路樹になっている
樹木の一番多い種類が銀杏で57万本、2位が桜の種で49万本、3位がケヤキで48万本らしいです。
そもそも街路樹の役割はちゃんと定義があって

①新緑や紅葉、花が季節の変化を知らせ景観を豊かにする
②野鳥や昆虫の住処や通り道となり生き物を育む
③二酸化炭素や車の排ガスを吸収し酸素を放出する
④強い日差しを防ぐ木陰をつくり路面の温度上昇を押える
⑤歩道と車道が分けられて歩行者と車の通行の安全性が高まる

このように解説されています。歴史的には明治時代(東京では)に「イチョウ、スズカケノキ、
ユリノキ、アオギリ、トチノキ、トウカエデ、エンジュ、ミズキ、トネリコ、アカメガシワ」の
10種を街路樹として定めたという記録もあります
その他には「都市化の進んだところでは、スズカケノキ、イチョウ、ニセアカシアなどの
大気汚染や排気ガスに強い種が植えられている」「九州や沖縄地方では木陰をつくり
路面温度を下げることを考えクスノキの並木が多い」etc・・・

また各市町村単位では、市章・市の鳥・市の花・市の木など様々なシンボルも設定されていますね。
ちなみに藤枝モデルハウスのある藤枝市は
市の鳥・・・うぐいす
市の花・・・藤(市章のデザインにも採用されています)
市の木・・・松
旅行でも仕事の出張でも、少し訪問先の情報など事前に調べておいたら興味深さも倍増するかも知れませんね(*^^)v
設計部:永田