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人を遺す

先日、野村克也さんの最期の半年を追いかけた番組を見る機会がありました。

知将と言われた野村克也さんの、人としてどう生きるかの人生哲学を語った

番組でした。 引き付けられる内容で最後まで見てしまいました。

 

その中で、一番印象に残った言葉を紹介します。

 

「財を遺すのは下、仕事を遺すは中、人を遺すを上とする」

 

人を育てることは難しいが価値があり、人の評価は人を遺せたかで決まると言葉でした。

短い言葉ですが、とても壮大な言葉ですよね。

仕事だけでなく、人の幸せとは何かといろいろと考えさせられる言葉です

 

元々の出典は、中国唐代の大詩人・白楽天の四十三代目にあたる白彦基先生が

富山県高岡市在住の四津井清一氏に送った言葉のようです。

 

この言葉には続きがあって

「財を遺すのは下、仕事(事業)を遺すは中、人を遺すを上とする

されど、財なさずんば仕事(事業)保ち難く、仕事(事業)なくんば人育ち難し」

何事も理想だけでなく、現実を突き進む強さも必要だと言う言葉が後に続きます。

その通りですね。 会社あっての人財、又人財あっての会社です。

 

髙橋建設㈱ 住宅事業部 部長 石ヶ谷 英明