「幸せになる住まい」の匠　　石ヶ谷英明（1級建築士）です。　　　　　　　
　　　　　　　
「住宅購入動機と住宅ローン」についてお話したいと思います。　　　　　　　
　　　　　　　
住宅を購入するときの動機として「家賃を払うなら住宅ローンを払った方がいい」　　　　　　　
　　　　　　　
と思い購入する方が、多くいらしゃると思います。　　　　　　　
　　　　　　　
家賃を払い続けても、自分の資産にならない　それなら持家で同額程度のローンを払った方が・・・　　　　　　　
　　　　　　　
と考えるのは、一見自然です。　　　　　　　
　　　　　　　
しかし、経済的メリットを求めて家を購入した方ほど、ローンを含めた出費を　　　　　　　
　　　　　　　
負担に感じることが多くなってしまう傾向があるようです。　　　　　　　
　　　　　　　
ローンの支払いが、最優先になってしまい、暮らしへのこだわりが置き去れているからです。　　　　　　　
　　　　　　　
　　　　　　　
考えてみてください、趣味や、家族そろってのレジャーにかかるお金を払うのは、その金額以上の価値を　　　　　　　
　　　　　　　
実感するから支払うのですよね。　　　　　　　
　　　　　　　
それと同じで、自分たち家族にぴったり合った家、暮らしやすく快適な家、ライフスタイルにしっくりなじんだ家で　　　　　　　
　　　　　　　
家族と暮らすことが、大きな楽しみであれば住宅ローンも気になることも少ないと思います。　　　　　　　
　　　　　　　
　　　　　　　
家を、手に入れた人には、住宅ローンを払う労力を超えた満足感を感じてほしいと願っています。　　　　　　　
　　　　　　　
　　　　　　　
家を、造られたすべての方に　「この家で暮らせてよかった」という充実感を感じていただきたい。　　　　　　　
　　　　　　　
　　　　　　　
そのことを、サポートしいっしょに家をつくり上げて行くのが、私たちの役割ではないのでしょうか。