千葉県の住宅ローンの借入先と金利相場|注意点や借入額・頭金・年収の目安も紹介

千葉県の住宅ローンの借入先と金利相場|注意点や借入額・頭金・年収の目安も紹介 

千葉県で住宅ローンはどこで借りればいい?」「千葉県の住宅ローンの金利相場を知りたい」とお考えの方へ。

千葉県で無理なく注文住宅を建てるには、あらかじめ住宅ローンの借入先や金利相場を把握しておくことが重要です。

今回は「クレバリーホーム千葉中央」が、千葉県の住宅ローンの借入先と金利相場を解説します。

千葉県の住宅ローンの借入額・頭金・年収の目安もご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

 

コラムのポイント
・千葉県の住宅ローンの借入先と金利相場を、「銀行ローン」「フラット35」「その他(JA・信用金庫)」に分けてご紹介します。
・千葉県で住宅ローンを借りる際の借入額の目安は約4,500万円、世帯年収の目安は640万〜720万円です。
・「金利上昇のリスクを踏まえて検討する」など、千葉県の注文住宅で住宅ローンを利用する際の注意点を解説します。

 

住宅ローンの種類【知っておきたい基礎知識】

住宅ローンの種類【知っておきたい基礎知識】

まず、住宅ローンの種類を「金利タイプ」と「返済方法」の点から解説します。

千葉県の住宅ローンの借入先と金利相場をチェックする前に、基礎知識を押さえましょう。

金利タイプ

住宅ローンの金利タイプには、以下のような種類があります。

種類 特徴
全期間固定金利型 完済まで借入期間中の金利が固定されるタイプ
【メリット】返済計画を立てやすい
【デメリット】変動金利型に比べると金利が高い傾向にある
固定金利期間選択型 一定期間の金利が固定されるタイプ
【メリット】一定期間の返済計画が立てやすい
【デメリット】最初の借入時に返済総額が確定しない
変動金利型 市場金利の変動により金利が見直されるタイプ
【メリット】固定金利型よりも金利が低いケースが多い
【デメリット】金利上昇で当初の返済計画通りに進まないリスクがある

 

たとえば、経済的に余裕があり、金利上昇のリスクを許容できる方は変動金利型、金利が上昇すると経済的に苦しくなると予想される方は全期間固定金利型がおすすめです。

上記のように金利タイプによって特徴が異なるので、家計の状況と照らしあわせながら検討しましょう。

返済方法

住宅ローンの返済方法の種類は、以下のとおりです。

種類 特徴
元利均等返済 元金と利息を合わせた毎月の返済額が均等になるタイプ
【メリット】返済計画を立てやすい
【デメリット】元金均等返済と比較すると総返済額が多い
元金均等返済  毎月の元金の返済額が一定になるタイプ
【メリット】元利均等返済と比較すると、返済総額が少なくなる
【デメリット】返済初期は利息額が多く、返済額の合計が高くなる

 

返済初期の費用負担を抑えたい方は「元利均等返済」、総返済額を減らしたい方は「元金均等返済」が向いています。

それぞれの返済方法のメリット・デメリットを比較しながら、ご家族のライフプランや家計の状況に合うタイプを選択しましょう。

 

千葉県で注文住宅を検討している方は、「クレバリーホーム千葉中央」に気軽にお問い合わせください。

ご要望やライフプランをもとに、無理のない資金計画プランを提案いたします。

〈参考ページ〉ご来場予約フォームはこちら

千葉県の住宅ローンの借入先と金利相場

千葉県の住宅ローンの借入先と金利相場

次に、千葉県の住宅ローンの借入先と金利相場を、「銀行ローン」「フラット35」「その他」に分けてご紹介します。

なお、今回ご紹介する金利は相場であり、借入先によって違いがあるので、あくまでも目安として参考にしてください。

銀行ローン【地方銀行・都市銀行・ネット銀行】

千葉県で住宅ローンを借りる際に利用できる銀行ローンは、以下のとおりです。

種類・例 特徴 金利相場

【地方銀行】
・千葉銀行
・京葉銀行
・千葉興業銀行

【メリット】
一定の店舗数があり、対面で相談しやすい
【デメリット】
営業エリアが限られる
【固定金利】
全期間:2.8〜4.2%
10年固定:2〜4.5%

【変動金利】
0.9〜2.9%
【都市銀行】
・みずほ銀行
・三井住友銀行
・りそな銀行
【メリット】
付帯サービスが充実しているケースが多い
【デメリット】
近隣に店舗がない場合がある
【固定金利】
全期間:2.5〜3%
10年固定:2〜4.8%

【変動金利】
0.6〜2.9%
【ネット銀行】
・楽天銀行
・auじぶん銀行
・ソニー銀行
【メリット】
金利が比較的低い傾向にある
【デメリット】
基本的に対面では相談できない
【固定金利】
全期間:2.5〜5%
10年固定:1.3〜3%

【変動金利】
0.7〜1.7%

※複数の金融機関サイトを参考に弊社作成

 

たとえば、「ネットでの手続きに不安が残る」とお考えの場合は地方銀行や都市銀行、「なるべく金利を抑えたい」とお考えの場合はネット銀行が向いています。

銀行の種類によって金利に違いがあるのはもちろん、特徴も異なるのでメリット・デメリットを比較しながら検討することが大切です。

フラット35

「フラット35」とは、最長35年の全期間固定金利型の住宅ローンで、民間金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供しています。

フラット35の金利相場は1.5〜4.3%で、詳細は以下のとおりです。

返済期間 金利相場
15~20年 1.5~3.9%
21~35年 1.9~4.3%

〈参考〉フラット35|新規借入れをご検討の方

 

返済期間によって金利相場が異なるので、ご自身の返済予定期間を踏まえてフラット35を検討しましょう。

その他【JA・信用金庫】

千葉県で住宅ローンを利用する際は、「JA」や「信用金庫」で借りる選択肢もあります。

JA・信用金庫の金利相場は、以下のとおりです。

種類 固定金利(10年) 変動金利
JA
(JAネットローン)
2.5〜5% 0.9〜3%
信用金庫 2.5〜4.8% 0.9~3%

※複数の金融機関サイトを参考に弊社作成

 

JA・信用金庫は近隣に店舗があるケースが多く、地域に密着したサービスを期待できるのも魅力です。

銀行ローンやフラット35と比較する場合は、金利だけではなく、サービス内容や審査の通りやすさなども確認しましょう。

 

千葉県の注文住宅の費用相場を、こちらの記事で解説しています。

〈参考ページ〉【千葉で理想の注文住宅を建てる】費用相場、建築費をおトクに節約できる補助金などを紹介

千葉県の住宅ローンの借入額・頭金・年収の目安

千葉県の住宅ローンの借入額・頭金・年収の目安

続いて、千葉県の住宅ローンの借入額・頭金・年収の目安をご紹介します。

なお、ここでご紹介する金額は目安であり、家計の状況などによって、借入額と頭金をどのようなバランスにするべきか異なるため、金融機関やハウスメーカー・工務店に相談してから判断しましょう。

借入額・頭金

住宅金融支援機構が公表している2024年の「フラット35利用者調査」によると、千葉県の住宅ローンの借入額と頭金は以下のとおりです。

項目 費用
フラット35からの借入金 4,213.1万円
その他からの借入金 282.7万円
頭金 498.6万円
合計額 4,994.4万円

〈参考〉住宅金融支援機構|フラット35利用者調査「2024年度」

 

「その他からの借入金」には民間金融機関などからの借入金も含まれており、フラット35からの借入金とあわせた4,500万円が実質的に住宅ローンの借入額の相場だといえます。

また、新築住宅の頭金の一般的な目安は、住宅購入額の10〜20%とされています。

年収

住宅金融支援機構が公表している2024年の「フラット35利用者調査」によれば、千葉県で住宅ローンを利用した方の世帯年収は以下のとおりです。

項目 世帯年収
中央値 641.5万円
平均 716.85万円

〈参考〉住宅金融支援機構|フラット35利用者調査「2024年度」

 

上記のデータから、千葉県で住宅ローンを利用する場合の世帯年収の目安は、640万〜720万円だと考えられます。

また、同資料によると、千葉県の住宅ローン利用者の「1ヶ月あたりの予定返済額」と「総返済負担率」は以下のとおりです。

項目 内容
1ヶ月あたりの予定返済額 約14.9万円
総返済負担率 26.7%

〈参考〉住宅金融支援機構|フラット35利用者調査「2024年度」

 

なお、住宅ローンの返済負担率の目安は手取り収入の30~35%、理想は20~25%とされています。

ご自身の年収と返済負担率の目安をもとにしながら、無理なく返済できる範囲で住宅ローンの借入額を決めましょう。

 

注文住宅にいくらかかったのかを、こちらの記事で解説しています。

〈参考ページ〉注文住宅にいくらかかったのか|現金でいくら必要なのか費用の目安も徹底解説

 

「クレバリーホーム千葉中央」では、資金・ローンをはじめとして家づくりについてご相談いただけるイベントを随時開催していますので、ぜひご活用ください。

〈参考ページ〉イベント・お知らせ

千葉県で住宅ローンを借りる申し込みの流れ

千葉県で住宅ローンを借りる申し込みの流れ

千葉県で住宅ローンを借りる申し込みの流れは、以下のとおりです。

  1. 住宅ローンについて情報を収集する
  2. 仮審査(事前審査)に申し込む
  3. 仮審査(事前審査)が承認される
  4. 本審査に申し込む
  5. 本審査が承認される
  6. 住宅ローンを契約する
  7. 融資が実行される

仮審査(事前審査)はいつでも申し込めますが、ハウスメーカー・工務店から概算見積もりを取得してから申し込む傾向にあります。

また、仮審査(事前審査)への申し込み〜融資の実行までの期間は1ヶ月〜1ヶ月半ほどかかるので、念頭に置いてスケジュールを立てましょう。

 

千葉県の坪単価はいくらかを、こちらの記事で解説しています。

〈参考ページ〉千葉県の坪単価はいくら?地域別ランキングと注文住宅の費用相場などを解説

千葉県の注文住宅で住宅ローンを利用する際の注意点

千葉県の注文住宅で住宅ローンを利用する際の注意点

ここでは、千葉県の注文住宅で住宅ローンを利用する際の注意点を解説します。

それぞれのポイントを押さえて、住宅ローンでの後悔を回避しましょう。

諸費用を含めて資金計画を立てる

千葉県の注文住宅で住宅ローンを組む場合、以下のような諸費用が発生します。

  • 事務手数料
  • 保証料
  • 印紙税
  • 登記費用
  • 団体信用生命保険料
  • 火災保険料(住宅ローンを組むには原則火災保険への加入が必要)

「団体信用生命保険料」とは、契約者が亡くなられた場合などに、ローン残高が保険金によって完済される保険のことです。

住宅ローンにかかる諸費用の目安は借入額の3~8%とされており、予算オーバーを避けるためにも、諸費用を含めたうえで費用のシミュレーションをしましょう。

ライフプランをもとに返済額をシミュレーションする

千葉県の注文住宅で住宅ローンを利用する際は、ライフプランをもとに返済額をシミュレーションすることが大切です。

具体的には、以下のライフイベントを考慮して住宅ローンの返済プランを検討しましょう。

  • 出産
  • 教育・進学
  • 転職
  • 退職

たとえば、お子さまがいらっしゃる場合は、塾費用や大学への進学費用などを含めて、住宅ローンが家計を圧迫しないか確認しておくと、資金不足になるリスクを減らせます。

金利上昇のリスクを踏まえて検討する

住宅ローンの返済中に金利が上がると総返済額が増える可能性があるため、千葉県で住宅ローンを利用する際は金利上昇のリスクを踏まえて検討する必要があります。

金利上昇に備える対策は、以下のとおりです。

  • シミュレーターで金利が上昇した場合の返済額を試算する
  • 繰り上げ返済を想定して資金を残す・貯める
  • 住宅ローンの借り換えを検討する

とくに変動金利型の住宅ローンを選択する場合は金利上昇の影響を受けやすいので、上記の対策を実施しましょう。

千葉県の住宅ローンに関するQ&A

千葉県の住宅ローンに関するQ&A

最後に、「クレバリーホーム千葉中央」が、千葉県の住宅ローンに関するよくある質問を解説します。

住宅ローンの審査は厳しい?

住宅ローンの審査の厳しさは、金融機関によって審査基準が異なるため、ケースバイケースです。

一般的には、金利が低い住宅ローンは審査基準が厳しい傾向にあります。

繰り上げ返済ってなに?

「繰り上げ返済」とは、住宅ローン残高の一部または全部を予定よりも前倒しで返済することです。

繰り上げ返済には、月ごとの返済額は変えずに返済期間を短縮する「期間短縮型」と、返済期間を変更せずに毎月の返済額を減らす「返済額軽減型」の2種類があります。

まとめ

千葉県の住宅ローンの借入先には「銀行ローン」「フラット35」「その他(JA・信用金庫)」の種類があり、借り入れ先によって金利が異なります。

住宅ローンの返済中に資金不足に陥らないためにも、あらかじめライフプランをもとに返済額をシミュレーションしましょう。

今回ご紹介した内容を、千葉県で住宅ローンを検討する際の参考にしていただけると幸いです。

 

千葉県で注文住宅を検討している方は、「クレバリーホーム千葉中央」に気軽にお問い合わせください。

ご要望やライフプランをもとに、無理のない資金計画プランを提案いたします。

〈参考ページ〉ご来場予約フォームはこちら